21-21の
倉俣史朗とエットレ・ソットサス展
そしてギャラリー間の
GLOBAL ENDS――towards the beginning
を観てきました
まずは21-21
プロダクト、インテリアデザインの分野で傑出した作品を残した倉俣史朗と
イタリアデザイン界の巨匠であり、建築家、インダストリアルデザイナーのエットレ・ソットサスの展示です
二人が交流を深めたきっかけはメンフィスプロジェクト
メンフィスとは、1981年にソットサスを中心に結成されたデザイナー集団です
モダニズムに異を唱えるような鮮やかな色や、機能性を重点に置かない有機的な形態が特徴です
メンフィスは後に国籍を問わずメンバーを加え、ポスト・モダンの代表ともなりました
日本からは磯崎新、梅田正徳、そして倉俣史朗が展覧会に出展しています
ちなみにメンフィスという名前は
結成された夜にソットサスの自宅でかかっていたボブ・ディランの曲
「Stuck Inside of Mobile with the Memphis Blues Again」に因んでいるそう
ロマンティックですね
倉俣史朗も作品の名前はジャズからとることが多かったそうですが、
そういう所からも二人が共感した理由が垣間見えるような気がします
さて、展示されている作品は晩年のものとなりますが
「KYOTO」1983
工場で大量に出るくずガラスを人口大理石に混ぜて作ったスターピースという素材で出来ています
「How High The Moon」1986
「Miss Blanche」1988
「Laputa」1991
写真で見るよりもやはり現物の方が数段美しいです
21-21の真っ白な展示空間に、鮮やかな色の反射がとても映えていました
他にも、1985年の「Homage to Josef Hoffmann Begin The Beguine」は
燃やされている様子も上映されています
(ヨーゼフ・ホフマンへのオマージュ作品にスチールワイヤーを巻きつけて燃やし、ワイヤーのみを残したという何とも衝撃的な椅子)
そして香水の瓶にトキメく私
まだ女子を名乗れそうです
「カチナ」シリーズは世界初公開だそう
ソットサスが最晩年に描いたスケッチをもとにベルギーのギャラリー・ムルマンがプロデュースし
フランス・マルセイユの手吹きガラス工房にて製作されたらしいのです
左がスケッチ、右が作品
めっちゃキュート
適切な言葉か解りませんが、きゅんとする展示内容でした
奇抜と言われたのも確かに頷けるデザインですが、愛と夢はしっかり感じます
※画像は全て21-21のHPよりお借りしました
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さて、GLOBAL ENDS
この企画展は、ギャラリー間の創設25周年記念だそうです
しかしそんなに経つんですね
知りませんでした
GLOBAL ENDS(世界の果て)
世界の7ヶ所から7組の建築家を招き、模型やドローイング、映像を展示しています
出展は
パウロ・ダヴィッド(ポルトガル)
ショーン・ゴッドセル(オーストラリア)
ケリー・ヒル(シンガポール)
石上純也(日本)
トム・クンディグ(アメリカ)
スミルハン・ラディック(チリ)
RCRアランダ・ピジェム・ヴィラルタ・アーキテクツ(スペイン)
気になったのは
ショーン・ゴッドセルの原寸大ファサード模型
建設中の「RMIT(メルボルン工科大学)デザイン・ハブ」のものだそうです
ソーラー発電でこの円形のガラスが開閉するらしい
近くで見ると重厚感も感じますが
半透明のガラスとシンプルな形態が美しいなぁという印象でした
こちらも魅力的でした
ケリー・ヒルの「ITC Sonar Bangla」の模型群
インドにある5つ星ホテルですが
モダンな雰囲気と、インドらしい模様や色彩が見事に調和しています
気になったので内装も調べちゃいました
ふむふむ
ほほう
すてきですね
話が逸れました
この模型の近くには
ケリー・ヒル事務所の専属模型職人が15年間にわたり使用した何千枚にも及ぶカッターの刃が
瓶に詰められて展示されていました
感慨深いです
上の階のトム・クンディグの展示も面白かったです
「動く建築」を手掛けている方で
横についているハンドルをくるくる回して開けると中の模型が見えるオブジェや
木の板をスライドさせたり開けたりするとドローイングや写真が見れるパネルなど
お触り自由です(言い方)
毎回言っている気がしますが
無料とは思えないクオリティでした
※展示会場の画像はギャラリー・間HPからお借りしました












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