2011/02/18

Bill Evans/alone

最近こればっかり聴いています




1968年に発売されたBill Evansのピアノ・ソロアルバムです
jazzが好きな人には有名すぎる作品かもしれませんが


ドビュッシーやラベルに影響を受けたとされるのが頷ける、まるでクラシックを聴いているかのような繊細なjazzです
何も考えたくない時に聴くと すーっと染み入って馴染んでくれる気がします



Bill Evansもおそらく、とても繊細な人だったんだろうと思います
このアルバムを聴いたのをきっかけに彼についての文章を読みましたが
白人であるが故の逆差別や、元妻の投身自殺

形として現れた事の他にも、何か心を痛めることがあったのかもしれません
繊細な心ではどれほど受け止めるのが大変だったろうと、想像すると遣り切れなくなります



長年麻薬を常用しぼろぼろになりながらも、死ぬ直前まで演奏していたそうです

ジーン・リース(ジャズ評論家でWaltz for Debbyの作詞者でもあった人、エヴァンスと親しかったのだとか)の言葉だそうですが
「彼の死は時間をかけた自殺というべきものであった」という表現には胸が痛みました



演奏に自分の感情をそっと同化させていた人だったように感じます

感じ取ることの多い人は、その分辛い思いもたくさんするだろうけれど、いい作品も生み出しますね
音楽家に限らず作家や芸術家もそうだと思いますが


繊細である事は良い面もあり悪い面もあります
どう作用するかは、従ずる物事によって変わってくるのかもしれませんね

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